顧客リストの作り方|エクセルでのテンプレート項目と設計のコツ
顧客リストは、作り始める前の列設計次第で後々の使いやすさが大きく変わります。最初から表記ゆれの起きにくい形で設計しておけば、複数人で入力しても崩れにくいリストになります。この記事では、エクセルで顧客リストを新しく作る際の項目設計と、崩れにくくするための工夫を解説します。
基本の項目構成
| 列 | 備考 |
|---|---|
| 顧客ID | 行の一意な識別番号。後から重複を判定する際の基準にもなる |
| 会社名 | 法人格の表記(㈱/株式会社)を最初から統一しておく |
| 部署・役職 | 会社名とは別列にする(検索・並べ替えがしやすくなる) |
| 担当者氏名 | 姓と名を分けるかどうかは用途に応じて決める |
| 電話番号 | 入力前に列を「文字列」形式にし、先頭の0が消えるのを防ぐ |
| メールアドレス | 半角英数字で統一(全角で入力されると認識されない場合がある) |
| 住所 | 都道府県から書き始める形式で統一 |
| 登録日・最終接触日 | 日付形式で統一し、文字列として入力しない |
| 備考 | 自由記述欄 |
崩れにくくする工夫1:入力規則(ドロップダウン)
都道府県や担当部署のように選択肢が決まっている項目は、自由入力ではなく入力規則でドロップダウンリストにしておくと、表記ゆれがそもそも発生しません。
- 入力規則を設定したいセル範囲を選択
- 「データ」タブ > 「データの入力規則」
- 「リスト」を選び、選択肢を入力または別シートの範囲を指定
崩れにくくする工夫2:電話番号・郵便番号の列は先に「文字列」形式にする
数値として扱われると先頭の0が消える、桁数が多いと表示が崩れるなどの問題が起きるため、電話番号・郵便番号の列は入力前にセルの書式を「文字列」に変更しておきます。
崩れにくくする工夫3:会社名の入力ルールを決めておく
「株式会社」で統一するのか「㈱」で統一するのか、前株・後株はどう扱うのかを、リストを作り始める前にルールとして決めておき、入力担当者に共有します。ルールを後から変えるより、最初に決めておく方がずっと簡単です。
手作業の限界
- 入力規則やルールを決めても、複数人・長期間の運用では表記のずれが少しずつ蓄積していきます——ルールを知らない新しい担当者が入力する、外部からリストをインポートする、といった機会に表記ゆれが混入しがちです
- 他社からもらったリストや、システムからエクスポートしたデータを取り込む場合、自社のルールとは違う表記のまま入ってきます
- 1人で継続的に入力・管理する小規模なリストであれば、ルールの徹底だけでかなりの表記ゆれを防げます
できあがったリストの表記ゆれを定期的にチェック
どれだけ丁寧にルールを決めても、時間が経つと表記ゆれは少しずつ蓄積します。リストクリーナーにアップロードすれば、法人格表記の統一・住所の正規化・重複(名寄せ)検出を一括でチェックできます。データはブラウザ内で処理され外部に送信されません。無料で100行まで試せます。
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