重複データのうち最新(または最古)のものだけ残す方法(エクセル)
同じ顧客のデータが複数残っている場合、単純にどちらかを消すのではなく「更新日が新しい方を残したい」という判断が必要になることがよくあります。この記事では、並べ替えと「重複の削除」を組み合わせて、重複データの中から最新(または最古)のものだけを残す方法を解説します。
考え方:「重複の削除」は最初に出てきた行を残す
別記事でも触れていますが、Excelの「重複の削除」は、重複と判定された行のうち最初に出てきた行を残し、2件目以降を削除する仕様です。つまり、削除を実行する前に「残したい行が各グループの先頭に来るよう並べ替えておく」ことで、狙った行だけを残せます。
手順1:重複判定用のキー列を用意する
会社名や電話番号など、重複を判定する基準となる列を決めます。表記ゆれがある場合は、先に表記を統一しておきます。
手順2:キー列(昇順)→更新日(降順)の順で並べ替える
- 表全体を選択し、「データ」タブ > 「並べ替え」
- 「レベルの追加」で2つの条件を設定する:1段目=キー列(昇順)、2段目=更新日列(降順)
- 「OK」で並べ替えを実行
この並べ替えにより、同じキー(同一顧客)のデータが隣り合い、その中で更新日が新しい行が一番上に来ます。
手順3:重複の削除をキー列だけにチェックして実行
「データ」タブ > 「重複の削除」で、判定に使う列としてキー列だけにチェックを入れて実行します。各グループの先頭(=更新日が最新の行)が残り、それ以外が削除されます。
最古のものを残したい場合は、手順2の更新日の並べ替えを「昇順」に変えるだけで、同じ手順がそのまま使えます。
実行前に必ずバックアップを
並べ替えの条件を間違えると、意図した行と逆の行が残ってしまいます。「重複の削除」を実行する前に、別シートかコピーを取ったファイルにバックアップしておくことを強くおすすめします。
手作業の限界
- 並べ替えの条件設定を1つでも間違えると、正しくない行が残ります——実行後は残った行の更新日を軽く確認することをおすすめします
- 更新日が入力されていない・空欄のデータが混ざっていると、並べ替えの結果が意図通りにならないことがあります
- 更新日が正しく入力されているリストであれば、本記事の手順で確実に対応できます
重複グループを確認しながら判断したい場合
リストクリーナーは重複データを自動削除するのではなく、重複グループとして一覧表示します。どちらの行を残すべきかを確認しながら判断したい場合や、表記ゆれを含めて重複を洗い出したい場合に活用できます。データはブラウザ内で処理され外部に送信されません。無料で100行まで試せます。
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